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2007年11月 8日 (木)

社会を変えるということ

チェ・ゲバラのこと

 今年はゲバラ没後40周年ということで、ゲバラに関する情報をよく目にする。私も10代の頃からずっと気になっている人だったので、ビデオや写真集を観たり、著作を読んだりしている。
 ゲバラも2歳の時から喘息を持ち、それとよくよく闘いコントロールしながら、一人の人が生きられる可能性の限りを生きた人だと言える。
 この世の分類に従って、彼の肩書きを挙げれば、自由と放浪を愛する医学生に始まり、写真家、活動家、医師、キューバ革命後は国立銀行総裁や工業大臣、国連特使などを歴任。哲学も芸術にも造詣が深く、数々の著作も著している。その中でも彼が自らをアイデンティファイしていたのは、”革命家”である。彼は、彼の様々な才能を、その一つ一つの専門性を追及するためには使わず、社会のシステムを根本から変えるために使った。その大いなる成果がキューバ革命である。
 私は幼い時から骨折や医療関係者との葛藤に苦しみ続けたが、特に辛かったのはスペシャリストという人たちが自分の専門性に固執する余り、社会の抑圧やシステムの不正を見失う傾向があるということだった。ゲバラが医師でありながらも、その才能を一人の患者を診ること以上に、社会全体を正すことに使ったことを思う時、私は心から感動する。自分にも厳しく、他人にも厳しいが、誰に対しても公平で、非常に愛情深い人だったという。
 私も社会を変えたいと切に切に願い、行動し続けてきた。その私の思いが、ゲバラの生き方とどこかでつながっているのだと著作を読みながら共感している。
 

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